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2016.11.6
化けるかもよ!

阪神から歳内・植田が参加している第1回WBSC U-23 野球ワールドカップ(メキシコ・モンテレイ)は、6日(現地時間5日)スーーラウンド最終戦で日本が3対2で地元メキシコを下し、決勝進出を果たしました。

前日パナマに1点差の逆転負けを喫した日本ですが、この試合も敵失で先制しながら7回に本塁打で追いつかれる苦しい展開。9回裏一死1・2塁からゴロを処理した投手の二塁悪送球でサヨナラ勝ちとなっています。2番ショートで先発の植田 海内野手は、前半に犠打を決めたものの同点の8回一死1塁でヒットエンドランの際に空振り。走者を刺されるミスもありました。決勝のオーストラリア戦(7日)ではU-23サムライジャパンを世界一に導く活躍が期待されています。

高知県安芸市の秋季キャンプは、第2クール最終日。賑わう日曜日のスタンドでは、金本監督による即席サイン会も行われました。指揮官はこの日も精力的に動き回り、北條・高山・板山らに直接指導を施しています。全体メニュー最後には今キャンプ初のリレー競争もあり、猛虎ナインはヘトヘトです。

「(高山は)根本的にヒジの使い方。どうしてもドアスイングになる。ヒジを出して行く。そして、しならす」事で質の高い打球が打てると話す金本知憲監督。「(北條は)シーズンが終わってバッティングの形が一番伸びてる感じがする。吸収が早いからどんどん次のステージに行ける。生意気だけどね。先輩や後輩をよくイジるらしい。オレと良く似とるワ!(笑)」。

ノリノリで指揮官は、未完のルーキーにも言及します。「板山は化けるカモよ!呑み込みが早い。下半身・上半身が強い。オレの若い時の数倍強いわ!彼の方が上。大化けするかも分からんよ。あとはゲーム勘。(来季スグにと言うのは難しいかもしれないけど)身体の力をボールに乗せるのが上手い」。

「ケージ内では(監督から上体を)もう少し捻って背番号が見えるような打ち方をしてみたら」とアドバイスを受けた板山祐太郎外野手ですが、将来大化けする可能性があるとする発言を聴いて、「(教えを)早く体に染み込ませて」来季からすぐにでも活躍する決意を口にしました。リレー競争はさすが堪えた様子で、「嫌ですね。吐き気がする。クール最終日だし、朝から(ウェイトトレーニングで)スクワットとかやってて、キツいですね!」と苦笑い。それでも全力疾走する姿に底なしのスタミナを窺わせていました。

掛布ファーム監督の下、連日少数精鋭での秋季トレーニングが敢行される鳴尾浜では、練習後 合宿所・虎風荘で今オフ初めて契約更改交渉が行われました。桑原・守屋・竹安・小豆畑の4選手がそれぞれ来季の契約を結んでいます。

移籍2年目の今季一軍登板がなかった桑原謙太朗投手は、プロ10年目となる来季へ向けて「秋季練習はランニングがメインなので」走り込み中心に鍛えて行く方針。「与えられたポジションで結果を出して行くだけ」とキッパリ語っています。

プロ2年目の今季初めて一軍のマウンドに立った守屋功輝投手ですが、4月20日ヤクルト戦(甲子園)初登板初先発で黒星を喫するなど「成績が伴わなかったので、来年はずっと一軍で」活躍する誓いを立てました。「(課題の)一番はコントロールだと思う。逆ダマが多いので、逆ダマを無くせるようにしたい」と話しています。

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