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2016.11.7
世界一の歓喜

安芸秋季キャンプは、2度目の休日。高知県・芸西村のチーム宿舎で望月・田面・森越ら7選手の契約更改が行われました。

第1回WBSC U-23(23歳以下)ベースボール・ワールドカップ決勝が7日(現地時間6日)メキシコ・モンテレイで行われ、歳内・植田が参加するU-23日本代表(サムライジャパン)が10対3でオーストラリアを破り、初代王者に輝いています。

植田 海内野手は決勝戦も2番ショートでスタメン。  3点を先行された日本は、4回裏一死から植田の出塁(二ゴロ失策)を機に一挙4点を奪い逆転します。その後も日本が2本塁打などでリードを広げ、9回表のマウンドには歳内宏明投手が上がりました。先頭打者に四球を与えたものの、武器であるフォークボールを多投し3者連続三振で締めて見事な『胴上げ投手』に!  国際大会の厳しい舞台を経験し、世界一の歓喜に酔いしれた猛虎の2人です。

栃木県小山市内のホテルでドラフト1位 ・大山悠輔内野手(白鷗大)の仮契約が完了しました。181cm85kg 右投右打の長距離砲で大学ジャパンの4番打者を務めた若武者です。投手豊作の年と言われた今回のドラフトで敢然と1巡目指名に踏み切った逸材は、2年連続トリプルスリーのヤクルト・山田タイプだ!と指揮官が惚れ込んだ将来の中軸候補。金本知憲監督も、この大器をじっくり育てる方針のようです。

阪神側からは佐野仙好統括スカウト、永吉和也スカウトディレクター、平塚克洋スカウトが出席。阪神入団が事実上決まって、同席したお父さんと共に笑顔を見せた大山ですが、学生最後の公式戦となった明治神宮大会出場が懸かる関東地区大学選手権では準々決勝で敗れて悔し涙を流しました。

「(これまで一度も)日本一と言うのを経験出来なかった。プロの世界では勝てるようになりたい!」。あの時の言葉は、魂からの叫びでした。野球に取り組んで来て、未だ決して満たされる事がなかった思いをタイガースで叶えるべく、大山は新しいスタートラインに立ちました。

「(仮契約を済ませて)改めて、これから始まるんだな!と・・・プロ野球選手として1日1日を大切に過ごして行きたい」。泥臭く喰らいつく姿勢と勝負強い打者になる事を強く心に誓って、サクセスロードを力強く進む覚悟でいます。

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