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2016.11.19
2年目は『挑む』

前夜から降り続いた雨も午前中には上がり、曇り空の甲子園でファン感謝デーが行われました。

オープニングでは、来季のスローガンが『挑む Tigers Change』に決定したことが金本知憲監督から発表され、満員のファンで埋まったスタンドからどよめきが起こります。

「『挑む』には、強い相手に立ち向かっていこう、怖がらずチャレンジしていこう、トライしていこうという意味が込められています。来年は、このスローガンを胸に、優勝目指して頑張っていきたいと思います」

『超変革』の1年目から、『挑む』2年目へ。金本監督が、意気込みを力強く語りました。

指揮官が選ぶ今季の『フレッシュ大賞』は、原口文仁捕手と北條史也内野手が受賞。プレゼンターの金本監督から賞金を贈られ、笑顔が弾けます。

オープニングが終わると、ファンお待ちかね、楽しいプログラムが盛りだくさん。

恒例のルーキー仮装コーナーでは、今年は五輪メダリストに変身!まずはモノマネのプロ(!?)今成が、錦織圭選手に扮してお手本を披露します。盛り上がったところで、竹安・望月の『高松ペア(バドミントン)』ならぬ『竹望ペア』や、萩野公介選手に扮した板山らが登場。普段はクールな印象の高山も、ウサイン・ボルト選手のポーズをバッチリ決めて、お茶目な一面を覗かせていました。

『虎トーーク』のコーナーには、福留、鳥谷、藤浪ら12選手が参加し、おもしろ話を繰り広げます。自分大好き選手は?の問いには、新井良太以外の全選手が「良太」と回答。「よく鏡を見ている」「髪をセットする時間が長い」などナルシストぶりを暴露された新井良太ですが、まんざらでもない様子!?

『若虎対OB ドリームマッチ2016』では、夢の対決が実現。

代打の神様・桧山進次郎氏が縦じまのユニホーム姿でグラウンドに現れると、大歓声が沸き起こります。ところが、松田には空振り三振、岩崎にはセンターライナーに抑えられ、悔しさあらわな神様でした。

この日のために鳴尾浜で投げ込みを敢行し、万全を期してマウンドに上がったのは下柳剛氏。女房役を務めるのは、今季限りで現役を引退した鶴岡一成氏です。北條、高山、原口の若虎3選手と対した下柳投手は、無安打に抑えて満足そうな笑みを浮かべていました。

ドリームマッチ終了後には、鶴岡氏に鳥谷から花束が贈られ、チームメートによる胴上げも。引退の花道に、球場全体が温かい拍手に包まれました。

グラウンドもスタンドも、たくさんの笑顔があふれた楽しい一日。最後は、六甲おろしの大合唱で、にぎやかにファン感謝デーの幕が下ろされました。

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