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2016.11.20
向かっていく姿勢で

甲子園で健康診断が行われた20日、受診後には、自主トレで体を動かす選手もいました。

鳴尾浜では、竹安大知投手がウエートトレーニングなどで汗を流しました。

ウエートトレーニングは、「バランス良く、全部をしっかり。全体的に強くなれれば」。すべてにおいてのパワーアップを目指していますが、「ピッチャーなので、強いて言えば下半身ですかね」と、強化に取り組んでいます。

この日の自主トレでは、グラブを持って室内練習場へと入る場面も。

「ネットスローをしました。キャッチボールの相手がいなかったこともありますけど、画に録って、自分の動きを見たかったので」

「球筋よりも、フォームが気になった」と、投球動作を録画してその場でチェック。

「久保さん(ファーム投手コーチ)と福原さん(ファーム育成コーチ)と一緒にやった、自分のいい時の感覚があるんですけど、実際の映像を見てみるとズレがある。まだフォームが固まっていないので、頭で考えていることと体がマッチしていなくて。そこを合わせることですね」

秋季練習で掴みかけた感覚を、完全に自分のものにしようと懸命です。

ルーキーイヤーの今季は、2014年12月に右肘のトミー・ジョン手術(靭帯再建術)を受けたことから、ケガの完治と再発防止を考慮しながらのスタート。プロ初登板は、6月17日のオリックス戦(舞洲)でした。その後もファームでの登板が続き、今季は6試合に登板して0勝2敗、防御率10.57。新人選手6人では唯一、一軍の試合に出場することができませんでした。

「今年は全然投げていないし、結果を残せていない。来年は、向かっていけるように。グラウンドに立って、見ている人から『コイツ、向かっていくことを意識しているな』と思われるぐらいの姿勢でやっていきたいです」

1年目の悔しさをバネに、2年目の飛躍へ。強い気持ちを表しました。

昨年まで所属していた、社会人野球の熊本ゴールデンラークスは4月の大地震で被災。明るいニュースを届けるためにも、来季は一軍の舞台で輝きます。

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