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2016.11.22
骨太なチームを

西岡剛内野手の背番号が『7』から『5』に変更することが、22日に発表されました。

オリックスから阪神へFA移籍する糸井に、『7』を譲るかたちに。この日、球団納会に出席した西岡は、背番号変更について清々しい表情で胸中を語りました。

親交のある糸井とは直接連絡をとったそうで、「7を希望するのであれば、気持ち良く(ユニホームを)着てくださいと。チームの戦力になる人だと思うし、僕自身も負けずにチームの戦力になりたい」。

ロッテ時代から慣れ親しんだ、愛着ある『7』と別れることになりますが、「この世界は、自分より実績のある選手が来るとなれば、こういう状況になるのは重々わかっている。気分良くやってほしいし、僕もスッキリしている」と気持ちは前を向いています。

「どんな背番号をつけても似合う選手になって、結果を出したい」

7月に負ったアキレス腱断裂の大ケガから、復活へ。新しい背番号『5』と共に、西岡が再スタートを切ります。

大阪市内のホテルで球団納会が行われ、坂井オーナーはじめ球団首脳、金本監督、コーチ、選手、スタッフらが出席しました。

冒頭、坂井オーナーからの挨拶に続いて、金本監督が壇上へ。

「今年のスローガンで、とにかく変わっていこう、変えていこうということからスタートして、戦う集団を作っていく、精神、メンタルから変えていこうと取り組んできましたが、結果4位に終わり、本当に私の力不足で責任を感じています」

監督就任1年目の今季を、神妙に振り返りました。

「けれど、この悔しさを絶対に忘れないように。来年は『挑む』というスローガンを掲げましたが、カープが強かろうがジャイアンツが強かろうが関係ない。向かっていきましょう。とにかく骨太なチームを作っていきたいので、来年、優勝するために、怖がらずに立ち向かっていきましょう」

V奪回を目指す来季に向けて、力強く語っています。

また、納会では、若林忠志賞を授賞した能見篤史投手への授与式が行われました。

若林忠志賞は、社会貢献活動やファンサービスに取り組み、野球人として優れた見識を持つ選手を表彰する制度で、第6回となる今年度は、1勝につき10万円分の玩具を西宮と豊岡の施設に贈る活動を行っている能見投手が授賞者となりました。

挨拶に立った能見は、「非常に嬉しく思います。困っている施設はたくさんある。これからも活動は続けていきたい」と今後も継続することを誓っています。

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