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2016.11.24
激励を力に

ドラフト6位の福永春吾投手(22)=四国IL徳島=が、兵庫県神戸市の母校・クラーク記念国際高校(三宮キャンパス)を表敬訪問しました。

同校では、理事長や学園長はじめ職員らが集い、激励会を開催。福永は、同じグループ校の創志学園高校出身、巨人からドラフト5位指名を受けた高田萌生投手と共に出席しました。

挨拶に立った福永は、激励会の開催に感謝を述べ、「1年目からシーズンを通して活躍できるよう、キャンプから体を作って、持ち味である力強さと2年連続タイトルを獲った奪三振にこだわりながら頑張っていきます」と力強く宣言。温かい拍手を贈られ、晴れやかな表情を見せました。

福永は中学卒業後、金光大阪高校に入学。1年生の秋からエースとして活躍しましたが、2年生の春と夏に肘を2度骨折し、退学することに。そして、通信制のクラーク記念国際高校に転入しました。

奈良キャンパスで学業を修め、卒業後、トライアウトを経て関西独立リーグの06BULLSに入団。2015年からは四国IL徳島でプレーし、今季は、2年連続となる最多奪三振のタイトルを獲得、防御率もリーグ2位の活躍で、念願叶ってのドラフト指名となりました。

クラーク記念国際高校からは、初となるプロ野球選手。激励会の席では、学校法人創志学園の大橋博理事長から、後援会設立の予定も発表され、福永の活躍に大きな期待が寄せられています。

激励会終了後、取材に応じた福永は、「自分が思っている以上に広く応援していただいていて、その方たちの応援を受けながら、自分は今こうなっているので。しっかりプレーで恩返ししたいです」と感激の面持ち。

クラーク記念国際高校では、校長のプロスキーヤー・三浦雄一郎氏から「目標に向かって挑戦し、そして達成すること」を学んだといいます。今、福永が目標に掲げるのは、「一軍での登板」。

「1試合1試合積み重ねて、シーズンを通して活躍できるように。そのために、今はしっかり準備しています」

大きな期待と温かい激励に後押しされて、夢見た世界に飛び出します。

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