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2016.11.25
金本監督を胴上げする!

オリックスからフリーエージェント(FA)宣言し、阪神への移籍が決まった糸井嘉男外野手の入団会見が、大阪市内のホテルで行われました。

四藤慶一郎球団社長、金本知憲監督と共に会見に臨んだ糸井は、「いろいろここ2カ月ぐらい考えて、今日を迎えられてすごく嬉しく思います」と晴れやかな表情。「走攻守、全部でスピード感を出していきたい。キャリアハイを常に目指して頑張っていきたいです。金本監督を胴上げするため、一つでもチームに貢献したいと思う」と力強く決意を語りました。

金本監督は、「嬉しい限り。ドラフトとは違い、FA交渉で初めて獲りにいった選手。ゲットしました!」と満面の笑みを見せ、「打って守って走れる選手。思う存分、好きなようにやってくれればいい。変わっていこうというチームの中で、いい影響を与えてほしい」と期待を寄せています。

会見後、囲み取材に応じた糸井は、「金本監督や社長にお会いして、実感がかなり湧いてきました」と少しホッとした様子。報道陣100人以上、テレビカメラ11台が集まる注目度の高さには驚いたようで、「ここ最近の何カ月かは、新聞見てもあんなに載ったことがなかったので恥ずかしいです」と苦笑いを浮かべました。

注目を浴びる人気球団へのFA移籍。自身もFAで広島から阪神へ移籍した経験を持つ金本監督は、「自分のペースをしっかり守ること」とアドバイスを送ります。「僕は繊細で、気を遣ったからね」と笑わせ、「(糸井は)のびのび、いい意味で好きなようにやってきたイメージ。そのままやってくれたらいい」と背中を押しました。

会見では、「チームが変わっていく中で、躍動感のある選手が一番必要だと思うので、(糸井の加入で)少しは勝ちに近づいたかなと思う」と語った金本監督。

「走れる選手は、チームに勢いを与えてくれるからね。足を使えばいろんなバリエーションができるし、そういう試合がしたい。(糸井は来季)36歳だけど、36という躍動感じゃない」

今季53盗塁をマークして盗塁王に輝いた糸井の足が、来季も超変革を続けるチームの起爆剤となることを望んでいます。

会見の最後には、背番号『7』の縦じまのユニホームに袖を通した糸井。金本監督は「違和感なかったね。俺は赤(広島)から黒で違和感あったけど」と目を細めました。

「自分が入って弱くなったと言われたらイヤなので、みんなに『来てもらった』と思われるように努力します」

2年目の超変革へ。『虎の糸井』が、甲子園に新風を巻き起こします。

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