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2016.11.27
守護神候補を獲得

ロマン・メンデス投手(26)=前レッドソックス傘下3A。191センチ、107キロ。右投右打=との契約が締結したことが27日、発表されました。

ドミニカ共和国サントドミンゴ市内で来季の選手契約を結んだメンデスは、「契約が決まって本当に嬉しいです。日本の野球に興味があり、これまでダルビッシュ投手や藤川投手と話をしてきました。ダルビッシュ投手には、2014年に私が日本に行きたいと言った時に、日本の野球はメジャーと同じくらいレベルが高いが、そうなったら日本でキャリアを終えるぐらい頑張れと言われたことを思い出します。2年経って、今、それが実現できました。ストレートで打者を攻めていくのが私のスタイルです。チームの勝利、優勝に貢献できるよう、頑張ります」とコメント。日本で野球をできることに喜びを表し、活躍への意欲を見せています。

150キロを超す直球と、キレ味鋭いスライダーが武器。191センチの長身から力強い球を投げ込む豪腕投手です。メジャー通算では、すべて救援で45試合に登板して、0勝2敗、防御率3.09。今季はメジャー昇格はありませんでしたが、3Aで32試合に登板して4勝2敗2セーブ、防御率3.38、64回を投げ59奪三振の成績を挙げています。

守護神候補として期待がかかりますが、金本知憲監督はストッパーについて「開幕までわからない」と明言。同じドミニカ共和国出身で残留が決定的なマルコス・マテオ投手と、その座を争うことになりそうです。

マテオは来日1年目の今季、抑え、セットアッパーとしてフル回転。シーズン序盤は不安定な投球が続いたものの、中盤以降は好投を見せ、52試合に登板して1勝3敗20セーブ、防御率1.80と安定した成績を残しました。

来季、試合を締める最後のマウンドへは誰が上がるのか。開幕まで注目が集まります。

メンデスと藤川球児投手とは、米大リーグ・レンジャーズ時代の2015年、スプリングキャンプを共に行った仲。初めて日本での生活を送るメンデスにとって、元同僚の存在は心強いに違いありません。

V奪回に挑む来季に向けて、補強は着々と進められています。

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