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2016.12.13
能見サンタがやって来た!

能見篤史投手が西宮市の学文殿保育所を訪問し、玩具の贈呈式を行いました。

能見は2014年から、公式戦1勝につき10万円相当の玩具を、本拠地・甲子園のある西宮市と出身地・豊岡市の児童施設に寄贈する活動を開始。8勝を挙げた今季は、計80万円分の玩具を、西宮市の45施設と豊岡市の21施設、計66施設に寄贈しました。

六甲おろしが流れる中、0歳児〜5歳児クラスまでの約110名の子どもたちに手拍子で迎えられた能見は、「今日はおもちゃをプレゼントしに来ました。サンタではないですけど(笑)。おもちゃを楽しんでもらえたら」と挨拶。玩具のストラックアウトを、代表の園児に手渡しました。

トラッキーなどが描かれたタイガース仕様の特製ストラックアウトは、当たったボールがマジックボードに貼りつくタイプのもの。遊び方を教えるため、能見が早速お手本を見せると、子どもちからは歓声が沸き起こります。保育士さんや保護者のお母さんたちからのアンコール!に応え、投じたボールはど真ん中に。大きな拍手で盛り上がりました。

子どもたちからの質問コーナーでは、女の子に「かっこよかったです」と言われて思わずにっこり。好きなおやつは何ですか?という質問には、「小っちゃいころは、ゼリーがめっちゃ好きやった」と茶目っ気たっぷりに答えていました。

園児からは、感謝状と歌のプレゼントが。『あわてんぼうのサンタクロース』を元気いっぱい歌う子どもたちに、能見の口元も緩みます。

最後は、クラスごとに記念撮影。約30分間、園児たちとの交流を楽しみました。

贈呈式を終えた能見は、「僕も子どもがいるけど、どこも一緒で元気。タイガースを知っている子どもたちも多くて嬉しい」と笑顔。

「こうやってふれあう機会もないし、幼稚園も保育所も、いろんなものが不足していると営業さんから聞いている。一軍で投げるにあたって、何か社会貢献できないかというのがあって」

幼稚園や保育所にアンケートをとり、要望に合わせて玩具を決定。「昔はあったけど今はあまりないので、逆に新鮮かな」と今年はストラックアウトを寄贈することになったそうです。

「僕が活躍すればするほど、おもちゃの額も増えるので、一つのモチベーションとして頑張りたい。優勝するためにやるだけだし、個人としてもしっかり勝てるように。子どもたちに応援してもらっているので、裏切らないようにしたいです」

「できる限り続けることによって、タイガースを知ってもらったり野球に興味を持ってもらえたりしたら」と、来季以降も活動の継続を約束。38歳のシーズンを迎えるベテラン左腕が、子どもたちに笑顔を届けます。

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