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2016.12.22
常に練習!

台湾でのアジア・ウインターリーグに2年連続で参加し、19日に帰国した横田慎太郎外野手は、翌日から鳴尾浜で自主トレ。この日も、ウエートトレーニングや室内練習場での打撃練習で汗を流しました。

金本知憲監督から課せられたウエートのノルマは既に達成していますが、「どんどん重さを上げて、回数も増やせるように。キャンプでもかなり重いのを上げていたけど、ヤル気出してやらないと周りに追い付かない」と意欲的。台湾でもジムに通っていたといい、トレーニングを欠かすことはありません。

「ウエートもですけど、バッティングもしないと台湾でやった意味がない。毎日バットは振るつもりです。素振りやティーはできるので」と打撃練習にも力が入ります。

ウインターリーグでは、18試合に出場して66打数25安打、打率.379、8打点。「数字を残せたので、少し自信になりました」と手応えを口にします。

掛布雅之ファーム監督が視察した試合では本塁打を放ち、成長した姿を披露。NPBイースタン選抜との決勝戦では、2安打1打点の活躍でウエスタン選抜の優勝に貢献しました。

「すごい選手がいたので、いろいろ聞いたり見たりしながら練習や試合ができたのが良かった」と、ウエスタン選抜のチームメートからは刺激を。中でも、18試合に出場して打率.556、6本塁打、29打点の圧倒的な好成績で打者MVPを獲得したオリックスの吉田正尚外野手からは、多くのアドバイスを受けたといいます。

「『最初は振りにいったほうがいいぞ』とか『前に行くクセがあるから後ろで打ったほうがいいんじゃないか?』とか、1打席1打席教えてくれた。今後にもつなげられるし、ありがたかったです」

打撃好調へと導く助言に、感謝の気持ちを表しました。

バットだけでなく、ウインターリーグでは足でも猛アピールを見せた横田。10盗塁を記録し、盗塁王に輝いています。

「走っていい場面を、自分で考えながらできたのが良かった。来シーズンも考えながらやっていきたい」

勝負の4年目に向けて、気合いを入れました。

高卒3年目で迎えた今季は、開幕スタメン入り。『超変革』を掲げる新生・金本阪神を象徴する若手として期待されましたが、結果を残すことができないままファームへ。一軍での出場は38試合にとどまり、打率は.190と悔しいシーズンになりました。

オリックスから糸井嘉男外野手がFA移籍し、「糸井と福留は来季の外野レギュラー」と金本監督が明言。横田は熾烈なポジション争いに挑まなければなりません。

「キャンプ初日からアピールするしかない。自分みたいな選手は休めないです。常に練習。練習します」

ウインターリーグで得た収穫を糧に、日々の練習に打ち込む覚悟です。

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