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2016.12.23
愛娘にメロメロ

鳴尾浜で連日、自主トレを行っている小豆畑眞也捕手ですが、練習を終えて帰宅する時はいつもニコニコ。そして、心なしかソワソワした様子で車に乗り込み、球場を後にします。

家路を急ぐ理由は、今年8月23日に生まれた長女の存在。「早く会いたくて。一緒に遊びたい!」と、帰る前から既に笑みが。

「首がすわって、最近は寝かせるよりも立ち上がらせてほしがりますね。笑う頻度も増えて、声を上げて笑うんですよ。僕の顔を見たら笑うので、パパだと認識していると思います。めちゃめちゃ可愛いです!」

「可愛さに拍車がかかっている」と日々感じるほど、愛娘にメロメロ。「おむつを替えたりお風呂に入れたり。『やって』と言われたことは何でもやってます」。新米パパは、初めての育児に奮闘中です。

このオフは、ウエートを中心に自主トレ。「今までやってきたことを、継続しています。時間があるので、もう一回身体を見直したい。体幹に気を遣って、普段は意識しないところを意識しながら、スローイングもバッティングもやっています」。

見直すのは、身体だけではありません。「掛布さんが言われてましたけど、オフは個人を見つめ直す時間が増える。来年どうしたいかを考えながら、この時間を過ごしたい」と、自身と向き合う日々を送っています。

初の一軍昇格を期して臨んだ4年目の今季でしたが、4月27日の関西メディカルスポーツ学院との練習試合(鳴尾浜)、三盗阻止を試みて送球した際に相手打者のバットで右手を負傷し、中手骨を骨折。6月17日のオリックス戦(舞洲)で実戦復帰を遂げたものの、一軍出場の機会が訪れることはありませんでした。

秋季キャンプは鳴尾浜残留組でしたが、11月9日より高知の安芸キャンプに合流。金本知憲監督はじめ一軍コーチ陣の指導の下、約1週間の鍛錬を積みました。

「緊張感がありました。ファームでも一軍のようにできるのか、練習でも試合のようにできるのか。それを考え直す機会になった」

一軍の緊張感を経験したことで、得たことがあるといいます。

「キャッチャーがケガで抜けて、『さぁ行け』となった時、5万人の観衆の中で自分はできるのか。今できるかといえば、その自信があるかはわからない」

率直な気持ちを吐露しましたが、「一軍争いに食い込んでいく」という強い決意も口に。

「ここまで、活躍も貢献も全くしていない。でももし来季活躍できたら、これも無駄じゃなかったということになる。諦めずに、食らいついていきます」

5万人の観衆の中、マスクを被る日を目指して。愛する娘のためにも、小豆畑は闘い続けます。

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