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2016.12.30
次のステージへ

全国的に帰省ラッシュで各地共に混雑・渋滞が相次いだ30日。あとわずかとなった2016年ですが、今季限りでユニフォームを脱いだ虎戦士にとっては人生の中でも大きな節目の一年となりました。

戦力外通告を受けた選手の中では、柴田講平外野手が合同トライアウト、入団テストを経て千葉ロッテへの移籍が決まり、現役続行となりました。俊足好打のプレーヤーとして8年間チームに在籍。プロ3年目の2011年には104試合に出場するなど存在感を示しています。

千葉ロッテの伊東 勤監督は、これまでの実績を評価して「これからも必死でやってもらいたい」と話し、新戦力として期待をかけます。柴田自身も拾ってもらった恩義を感じ、「数字の目標はない。一軍で一つでも勝ちに貢献して、伊東監督を胴上げしたい」と意気込んでいます。

今季限りで現役を引退した福原 忍投手は、ファーム育成コーチとして指導者の道に入りました。現巨人軍監督の高橋由伸選手に満塁アーチの洗礼を受けたプロ初登板と現役最終登板が巨人戦。かつて江夏 豊投手が着けた偉大な背番号28を18年間の長きに渡り守り続けた右腕・・・10月1日(対巨人最終戦・甲子園)の引退セレモニーでは、「この伝統の一戦がいつまでも伝統の一戦と呼ばれるように」と猛虎魂の継承を願う一言が印象に残っています。

若い投手は、もっと目立て! アピールを! ・・・既に10月から鳴尾浜などでコーチ業はスタートしており、28日に40歳となったばかりの新指導者は次代を担う若い才能を開花させるべく豊富な経験を後進の指導に生かします。

今年の特徴としては、ユニフォーム組から背広組へ転身する元虎戦士が目立つことが上げられます。既に12月1日付で広報担当として活動している二神一人投手を始め、2017年元日付の人事異動では筒井和也投手がアマスカウト、鶴 直人投手が営業部(ファンコミュニケーション担当)、清水 誉捕手が球団本部チーム運営担当(一軍サブマネジャー)へそれぞれ就任する事になっています。

今季は打撃投手を務めた久保田智之元投手が球団本部プロスカウトとして編成部門に異動することも決まっています。「(守護神を務めるなど)選手として経験豊富」な実績を生かして「(最初一年程は助走期間となるが、情報収集のやり方を覚えて)他球団の戦力分析に力を発揮してもらいたい」と四藤球団社長は期待を込めて話しました。

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