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2017.1.1
『トリ』復活の年に

新年 明けましておめでとうございます!

全国各地は初詣の参拝客で賑わいました。金本阪神2年目の夜明けに優勝を願ったファンも多い筈。2017年のタイガースは、どんな夢を見せてくれるのでしょうか?

酉年に復活を期するのは、前キャプテン 鳥谷 敬内野手。昨季はフルイニング出場が667試合で途切れるなど「自分でも不甲斐ないシーズンだった」と振り返りました。「数字的なものと言うよりはネ、やっぱり一年間 試合に出続けるのを目標にやっていたし、それを達成出来なかった事。そこが悔しいシーズンになったかな?と思う」。

「もう現実的にレギュラーじゃないし、そういう意味で、しっかり又レギュラー獲れるように頑張りたい」気持ちで臨む14年目は、キャプテンマークを返上して一からの再出発となります。

「特に何かを急激に変えられるという訳ではないので、自分が今まで出来た事であったりとか、そういうモノをしっかり取り戻してやれれば、勝負は出来ると思ってるので(メンテナンスを含めてキャンプまでに)しっかり勝負出来る状態を作る事が今はベストかな?と・・。身体(の仕上がりを例年より早くする)と言うより、気持ちの部分で、その日に向けてやって行きたい」。

新キャプテンとなる福留孝介外野手からも「今まで以上のトリになってもらって、もう一回キャプテンをやって欲しい!」強い意向を伝えられていて、「その有難い気持ちを力に変えられたら!」と、もう一度輝きを取り戻す決意で厳しいトレーニングに励みます。

ボジションは、本来のショートにあくまでも拘ります。「ショート一本でやると言ってるから・・それは尊重してやらんとね。ただ、同じなら優先されるのは若い方」・・・流れは北條にあるとしながらも、金本知憲監督はベテランの気持ちを配慮する意向を示しました。

同い年である糸井嘉男外野手の加入も大きな刺激です。「WBCでも一緒にやっているし、ホントに力強い仲間が1人加わったので、そこに乗っかると言うか? みんなでチーム力を上げて行きたい。チームとしては、優勝と言うものを長いこと味わえてないので、そこに向かってしっかり頑張って行きたい!」。

2017年が『トリ』復活の年になれば、猛虎躍進は間違いのないところです。

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