- 2017.1.2
- 大谷さんがうらやましい
お屠蘇気分もほどほどに早くもＵターンラッシュが始まった２日。大阪・梅田の阪神百貨店では、新春恒例初売り目玉商品のタイガース福袋に早朝から長蛇の列が出来て、開店早々あっという間に限定500袋が完売となりました。
ドラフト３位ルーキー・才木浩人投手が大阪府豊中市内のトレーニング施設で自主トレを公開しました。
須磨翔風高でお世話になっている整体師の紹介もあり、ジムには昨年８月から通い始めたとの事。これまでは週２回のペースで 身体の仕組みや栄養学など知識を学習しながら、トレーナーの指導を受けて来ました。
高校２年の秋頃から才木を観ていると言う青山武士トレーナー（38）は、「ポテンシャルは相当高いモノを持っている。（球速の伸びしろ・可能性も）無限大じゃないですかね。まだまだ追い求めて行く部分もあると思うし、年齢もまだ１０代なので２０歳超えて大人の身体になってくれば変わって来る。（そこに）ボディコントロール能力、操る能力がついてくれば・・・」と相当高い評価です。
ジムではメディシンボールを使った体幹強化メニューやジャンピング・スクワットにシャドーピッチングなど多彩なトレーニングで数時間たっぷりと汗を流します。
「ハムストリング・お尻の周りとか、使う部分の意識を集中してやる」為、知らない内にズボンがキツくなっていたり長さが足りなくなったように感じるらしく、自分でも手応えは十分との事。昨年の正月は「のほほんと過ごした」才木ですが、プロ入りが決まって「今年は引き締まった感じ。結果、あまり家にいる時間がない」状態です。
2017年を迎えて、「新しい世界に行く年なので、今までと違う人生を歩むのだろうな！と言う気になった」才木。自宅近くの神社に参拝して、「ケガだけはやめて欲しい」とお願いしました。おみくじは『吉』で「願い事、遅いけど叶う！みたいな」内容だったそうです。
年頭の抱負は「まだ１年目なので、しっかり土台を作って、焦らずに下積みもしっかりやって行けたら」と地に足をつけた受け答え。年末に母校の先輩・福 敬登投手（中日）と共に体を動かす機会があり『プロは結果が全て』の金言をもらって、改めて身が引き締まる思いでした。
大好きな新垣結衣さんが紅白歌合戦に審査員で出演すると知って、ビデオでチェック。ガッキーが『恋ダンス』の振りをする場面もしっかり見た！と笑顔になったり、隣の席にいた大谷翔平投手（北海道日本ハム）の事を「うらやましい！」と本気で話す時は何処にでもいる普通の高校生です。
長い手足をしならせて投げる姿から高校時代は『藤浪２世』と騒がれた逸材。いつか大輪の花を咲かせて、憧れの新垣結衣さんと会える日が来る事を心から夢見ています。
