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2017.1.3
北関東の若虎

箱根駅伝に日本中が熱狂した新春3日。Uターンラッシュはピークを迎え、各地で混雑が続きました。関東出身のルーキー2選手が、それぞれ母校での自主トレを公開しています。

群馬県高崎市の高崎健康福祉大学高崎(健大高崎)高校グラウンドで気持ちの良い汗を流したのはドラフト7位 長坂拳弥捕手(東北福祉大)。

大学の偉大な先輩・矢野燿大作戦兼バッテリーコーチが現役時代に着けた背番号39を継承する事になった長坂は、「これと言って突き出ているモノはないが、守備の総合力」で正捕手争いに名乗りを上げます。「ベースは投手の持ち味を引き出すタイプ」との事。是非受けてみたい投手は、高校時代に対戦した事もある「デカくて速いイメージ」の藤浪です。

北関東出身で関西での生活は初めて。「大学の仲間には、阪神 怖いな!とか言われるけど、ボクは大丈夫」と笑って、むしろ「(関西の)皆さんと触れ合う事が楽しみ」でもあるようです。「チャンスもあると思うので、モノに出来るように・・。しっかり監督・コーチにノックやブルペンで存在感をアピールしたい」。

入団会見後には、「(背番号39と聞いて)ビックリした。長坂の番号になるよう頑張りたい!」と力強く発した思いは今後さらに深くなって行くコトでしょう。

つくば秀英高校野球部グラウンド(茨城県つくば市篠崎)では、ドラフト1位 大山悠輔内野手(白鷗大)がプロ1年目に懸ける気持ちを新たにしていました。

内外野どこでも守れる大山の存在は、金本知憲監督も言うように「発奮材料というレベルではなく、他の野手からすれば 死活問題。感じてると思うし、普通はヤバイと思う筈」です。チーム事情を考慮して先ずは二遊間から試して行く方針ですが、大山本人は「やっぱり、大学4年間サードやって来たので・・・」出来ればホットコーナーで勝負したい気持ちが強いようです。

「(具体的な事よりも)先ずは怪我をしない事。全体的にレベルアップしたい」。ゴールデンルーキーは、地に足を着けて一歩ずつ夢を叶えて行きます。

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