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2017.1.4
定番の差し入れ

藤浪晋太郎投手が、母校・大阪桐蔭高校野球部グラウンドでの自主トレを公開しました。新春の柔らかな日差しの下、キャッチボールや坂道ダッシュなどで汗を流します。侍ジャパン選出に備えてWBC公式球の感触も確かめながら、この日は全部で3時間程 トレーニングを行いました。

現状 肩の仕上がりに関しては、「そんな、しっかりは出来ていないけど。まだ 投げ始めなんで・・・まぁ、ボチボチと言ったところでしょうか?」と話す藤浪。「(WBCメンバーには)選ばれるかどうか分からないけど、最高のプレーが出来るように一応準備だけはしときたいなと思う。(調整も例年なら)1月はゆっくり肩を作ってブルペンにも入らないけど、(傾斜を使って投げるだけでも違うので)ちょっとずつ入っていかないといけないな!と思っている」。

今オフはウエイト・トレーニングにも本格的に取り組み、年末にはダルビッシュらとの自主トレで体作りについても多くを学んで来ました。体を大きくする効果としては「出力が上がるとボールの威力や球の切れが良くなると思うので、自分の中で期待している」若き右腕。その辺りの感触は、実際に本格投球を始めてみない事には判らないようです。

年末年始は実家へ帰ってくつろぐ時間もあったようで、初詣では「自分・家族の健康と、1年間しっかり万全にプレーできますように!」とお願いして来ました。1年間継続して先発の仕事を全うする為にも、「肩ヒジが飛ばない(故障しない)ように」と言うのが最低限の願いとなります。

「去年は自分としてもチームとしても納得の行く成績ではなかったので、(2017年は)しっかり1年間頑張りました!と胸を張れるように頑張りたい。個人的にはイニング数で200イニング突破出来るか?と言うのが、しっかり出来たか?出来てないか?の一つの基準になって来ると思うので・・」。先発として1年間仕事を全うする事が大切であり、それが出来れば結果は後から付いてくると考えます。

母校野球部への差し入れは、例年通り西谷浩一監督の大好物であるスナック菓子を大量に約750袋も持参しました。恩師や後輩たちに喜んでもらおうと毎年大きなビニール袋を幾つも抱えてお菓子を運ぶ姿も、すっかりお馴染みとなっています。

年頭に引いた御神籤は、昨年とは違って『大吉』。そういう事はあまり気にしない!とは言え、気分が悪い筈はありません。高校時代 春夏連覇の偉業を成し遂げた鍛錬の地に戻り、新しい一年をまた原点からスタートさせる藤浪の表情は最後まで晴れやかに輝いて見えました。

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