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2017.1.5
縁の下の力持ち

兵庫県西宮市の球団事務所が仕事始め。新春恒例の年賀式が、甲子園新室内練習場2階控室で開催されました。会場は球団職員・球場関係者・取引先・報道陣など多くの人が互いに挨拶を交わす盛況ぶりとなっています。

「(阪神百貨店の初売りでタイガース)福袋が10分で完売と言う事で、例年以上にファンの皆さんの期待の大きさを感じている。昨年は、超変革に取り組んでやったが力及ばずという結果に終わった。(だが、その中で若手から)数多く期待の選手が出て来た。秋以降も厳しい練習に取り組んで、中堅・ベテランも例年になくトレーニングを頑張ってくれている。(全体に巻き返しの気運が高まって)間違いなくチームは、良い方向に向かっているかな?と思っている」。

冒頭 挨拶に立った四藤慶一郎球団社長が、今季の抱負を力強く述べました。「金本監督2年目は『挑む』・・・超変革は金本阪神の基本戦略なのでずっと継続して行くが(全ての選手が)目標に向かって、敵に向かって挑んでいくという気持ちを最後まで持って戦ってくれれば必ず良い結果が出て来る。(他球団も戦力を整え決して簡単ではないが)私はある程度の手応えを感じている。そういうところで、ここにいるフロント・職員の皆さんがバックアップして行く事が、夢の実現の大きな基盤になって来ると思うので、よろしくお願い申し上げます」。

次に今季から球団フロントの一員となった二神・鶴・久保田・筒井・清水の元猛虎戦士5人(久保田は打撃投手からの転身)も紹介され、着る物がユニフォームから背広に変わってもチームの戦力として貢献して行く決意をそれぞれが異口同音に述べました。球団本部で一軍サブマネジャーとして再出発する清水 誉元捕手は、「(10年間選手としてお世話になったが)サポート役に回り縁の下の力持ち」に徹する覚悟を示しています。

乾杯の音頭を執る高野栄一球団本部長は、「ホップ・ステップ・ジャンプ」で目標達成を目指す中で過程の段階に当たるステップを特に大事にして実を伴った発展にするべきであると熱弁! いつにも増して気合いの入った乾杯の発声となりました。

中締め前、報道陣に対応した四藤球団社長は、「いよいよ始まったな。やってやろう!と言う気持ち」と語っています。新外国人選手についてキャンベルやメンデス獲得までの経緯などを説明していましたが、まだまだ話し足りない様子で「もう一つ・・・キャプテンが(鳥谷から福留に)代わるけど、生え抜きとか、そんなの全然関係ない。(福留選手は)リーダーシップや彼の実績からすれば、良い人選だった。大変な役割だけど、頑張ってもらいたい」と自分から切り出し、改めて新キャプテンへの信頼と期待の大きさを強調していました。

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