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2017.1.6
黄色いダルマ

冬晴れの西宮市鳴尾浜の合宿所『虎風荘』にルーキー8選手が揃って入寮しました。

午前中 いの一番にやって来たのは、ドラフト3位の才木浩人投手(須磨翔風高)。神戸から両親と共に荷物を部屋に運び込みます。「また違う緊張感と言うか(チームの)一員として練習出来るんだな!」と話して、『体のメカニズム』『筋肉のしくみ』に関する書物を持参しました。「どういうトレーニングでここの部位を鍛えてる!とか意識して」やる事で、効果を高める狙いがあるようです。

ドラフト6位 福永春吾投手(徳島インディゴソックス)は、既に昨年12月から特例措置で寮生活に入っていますが、「年が明けて、改めて入寮した気持ちで今日は来ました」と話しました。「入浴の時、ゆっくり足伸ばせて、凄くリラックス出来る」広い風呂場がお気に入りです。

ドラフト5位の糸原健斗内野手(JX-ENEOS)は、大学〜社会人と使用して来た種類の寝具(マットレス)を新たに購入して自室に入れました。有名アスリートも薦める物をインターネットで調べて取り入れたそうですが、「ずっと使っているので、そのままの寝心地で」プロ生活でも質の高い睡眠を続けます。

ドラフト1位 大山悠輔内野手(白鷗大)は、年末に大学の同級生達から誕生日プレゼントでもらったストレッチ器具を持参して、「(使い心地は)最高。いろいろ勉強して」活用法を更に広げて行く考えです。グラブは、大学時代に使っていた2個と新調した物を加えて3つを持ち込みました。

形状などよりも好きな色にこだわりがあるらしく、「赤が好きなので」野球用具はワンポイントでも赤い部分の入った物が好みです。「(大学時代も)赤を身につけると力が出る感じだったので」ラッキーカラーとして今後も使い続ける意向です。

ドラフト4位 浜地真澄投手(福岡大大濠高)は、酒造会社である実家からノンアルコール飲料の甘酒を持って来ました。「ホントに栄養価が高いと聞いている。(アルコールは)全く入ってない」甘酒を高校時代も毎朝必ず、疲れた時などにも飲んでいたと言います。

また、昨夏 県大会初戦で敗れた時のスポーツ紙をファイルに入れて持参。「今までで一番悔しかったので、悔しさを忘れないように・・・見るたびに悔しさともどかしさが今でもあるので、糧に出来ている」と、自分自身を奮い立たせるグッズとして大切にしています。

地元の名産品を持って来たのは、ドラフト7位 長坂拳弥捕手(東北福祉大)。群馬県高崎市の名物・ダルマの置物です。「1年間ケガなく出来るように!思いを込めて」ソフトボール位の大きさでタイガース・カラーの黄色いダルマを選びました。「(母校である)健大高崎の高崎市で育ててもらった。ダルマのように転んでも起き上がりたいと思う」。

それぞれの思いを込めたグッズと共に新人たちの寮生活がスタートしています。

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