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2017.1.10
頼れる司令塔に

1月10日は『110番の日』。坂本誠志郎捕手が、兵庫県警一日通信司令官を務めました。

県警本部での委嘱式に制服姿で臨んだ坂本は、委嘱状を受け取り引き締まった表情。「110番(通報)は、必要な時もあれば必要ない時もあると思う。警察の方には本当に大事な時に行っていただくべきなので、それを少しでも呼び掛けられたら」と意気込みを語りました。

委嘱式を終えると、三宮の地下街で行われた啓発キャンペーンに参加。集まった通行人らに向けて、「皆さんにお願いがあります。兵庫県内の110番通報の件数は、一日約1400件。事件や事故など緊急の場合には、遠慮せず110番にかけてください。でも、いたずら電話や緊急でないものも多いと聞きます。問い合わせや相談は、♯9110を利用してください」と呼び掛けました。

110番に関するクイズでは、答えを発表する役割を担当。いたずらで110番通報すると犯罪になる、という問題には、○のボードを掲げて正解を示します。

啓発グッズの配布や記念撮影も行い、一人一人とふれあう時間も。ファンの方から激励を受け、嬉しそうに笑みを浮かべる場面もありました。

通信司令官を務めた坂本ですが、試合でも捕手として、司令塔の役割を担っています。

「試合中は自分だけ反対を向いているので、いろんな情報が入ってくる。いかにいい情報を発信して、チームをいい状況にもっていけるか」

その情報発信が、ルーキーだった昨年は十分にできなかったと反省を口に。

「ルーキーだからといって司令を出しづらいと感じたことはないけど、周りから、出しているように見えなかったと思う。発信していることが伝わるのも大事なので、特にピッチャーには伝えていけたら」

守備に就く9人の中でただ一人、逆方向を向いているのが捕手ですが、「実際に試合に出て、大学の時よりも見えていないことがたくさんあった。今までは見えていたけど、いろんなプレッシャーなどで見られなかったこともある。その経験を今年生かさないと。若くて経験がない、ではダメ」。1年目の反省を、今季のステップアップに繋げる決意を見せました。

頼れる司令塔に。坂本が、正捕手の座を狙います。

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