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2017.1.11
100試合以上でマスクを

原口文仁捕手が、甲子園の新室内練習場で自主トレを公開。ネットスローやティー打撃などで汗を流しました。

キャッチボールでは威力ある投球で、古傷の右肩の順調な回復ぶりを披露。

「右肩のトレーニングは、しっかり続けています。(年末年始の帰省中は)寒かったので完全に思い切り投げられることは少なかったけど、軽いキャッチボールをして肩は休ませないようにしていました。キャッチボールではいい状態に来ていると思うので、スローイングの形につなげていけるように。キャンプから実戦形式に入っていくので、そのレベルにもっていけるよう準備したいです」

右肩を万全にし、挑むのは正捕手獲り。

「キャッチャーのポジションは1つしかないので、勝負したい気持ちが強いです。2月1日からキャッチャーとして行けるよう、今の期間を大事にして準備して、多くマスクを被れるようにしたい」

キャッチャーとして勝負するため、課題の克服にも懸命。ワンバウンドの投球を止められるよう、足首と股関節を使ったメニューに取り組んでいます。

「10月からメニューを組んでもらって、続けています。股関節の可動域を広げるんですけど、秋季キャンプで実感があったので、さらに続けていきたい」

パスボールの防止と共に力を入れているのが、「ダメなところだらけで、たくさん反省するところがある」というキャッチング。「去年、自分の中ではストライクの球が、ボールということもあった。悔しいところでした」と話し、技術向上に努める決意を見せました。「ミットがぶれないで、捕った位置で止まってくれたら一番」という理想のキャッチングを目指します。

昨季は、育成からのスタート。4月下旬に3年ぶりの支配下再登録を果たすと、5月の月間MVP獲得、オールスター出場と、一気に階段を駆け上がりました。

「去年は難しい立場からのスタートだったので、必死という気持ちでやったのがああいう結果に繋がった。その気持ちを忘れず、今年は立場が違うのでより結果にこだわってやっていきたいです」

8年目となる今季の目標は、「キャッチャーとして、100試合以上でマスクを被ること」。

「やりがいのあるポジション。難しさが一番だけど、最後までマスクを被ってチームが勝った時、先発投手に勝ちがついた時はやりがいを感じます」。こだわりを持つキャッチャーで、レギュラー奪取へ。さらなる高みを目指して、今季も階段を上がり続けます。

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