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2017.1.14
新人リーダーが牽引

この冬一番の寒気が流れ込んできた14日、新人合同自主トレは甲子園の室内練習場で行われました。

アップ中やノックを受けている時など、一際大きな声を出して新人選手たちの先頭に立っているのが、ドラフト5位の糸原健斗内野手(JX-ENEOS)。

「年齢が一番上(24歳)ですし、1月の合同自主トレは自分が引っ張っていけるようにやっていきたい」と、ルーキー最年長の自覚十分です。伊藤敦規トレーニングコーチからも「去年の新人合同自主トレでは坂本が引っ張ったから、新人たちは良い結果が出せた。今年は糸原が引っ張れ」と発破をかけられたといい、「しっかり坂本のように引っ張れるように。今年もいい自主トレができればと思います」と気合いを込めました。

「キャプテンは小学生以来やっていなくて。中学から大学まで、ずっと副キャプテンでした」と苦笑いを浮かべつつも、ルーキー8人のリーダーとして、合同自主トレを牽引しています。

12日から始まった第2クールでは、内野ノックやマシン打撃など、実戦的なメニューも組まれるように。この日もマシン打撃を行ったドラフト1位・大山悠輔内野手(白鴎大)は、前から来るボールに慣れることを意識しながらバットを振りました。「タイミング、インパクトの瞬間に誤差があるので、その誤差をなくしていきたい」と課題を持って取り組んでいます。

新しい環境の中で、疲れも出てくる頃ですが、ルーキーそれぞれ体調管理も万全に。ドラフト4位・浜地真澄投手(福岡大学附属大濠高)は、実家の浜地酒造で作られているノンアルコール甘酒が健康アイテム。牛乳で割って、毎日の練習後に飲み、疲れを取っています。

ドラフト6位の福永春吾投手(徳島インディゴソックス)は、1日4回の測定で体重を徹底管理。「太りやすいし痩せやすいので、こまめにチェックして毎日同じ体重をキープするようにしています。体が資本になる職業なので、食べるもの一つ飲むもの一つ、気をつけたい」と、何をどれだけ食べたかすべてノートに記録していることを明かしました。

連日の合同自主トレで汗を流しながら、少しずつプロの世界に慣れていく新人選手たち。緊張感の中で、充実の日々を過ごしています。

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