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2017.2.6
甘〜い休日

キャンプ初の休日。キャンプインから5勤で厳しいメニューをこなし、疲労の溜まっていた選手たちにとっては待望の休養日となりました。

ドラフト1位・大山悠輔内野手(白鴎大)、2位・小野泰己投手(富士大)、5位・糸原健斗内野手(JX-ENEOS)のルーキー3選手は、沖縄・宜野座村の「志良堂いちご園」を訪問。いちご狩りを体験し、休日の楽しいひとときを満喫しました。

フルーツが好きという大山は、真っ赤ないちごを頬張るとニッコリ。「めちゃくちゃ甘いです!」と満足感を漂わせます。小野に、「あ〜ん」といちごを食べさせてあげる茶目っ気も。リラックスした表情を見せました。

ドラフト1位で大きな注目を浴びながらの、初めてのキャンプ。初日から、フリー打撃では金本知憲監督の直接指導を受け、「対応力がある」と高評価を得ました。2日目の初のシートノックでは、三塁に就いて強肩を披露。安定した送球で、指揮官を唸らせます。4日目には初のフリー打撃に臨み、対戦した岩崎優投手にバットを折られるなどプロの洗礼も浴びましたが、第1クールを無事に完走。順調な滑り出しとなっています。

「疲れはあります」という大山ですが、甘いいちごで心身ともにリフレッシュできた様子。第2クールに向けて、気合いを入れ直しました。

安芸キャンプに参加しているルーキー5選手は、休日を利用して高知県安芸市立書道美術館へ。筆を手に取り、書道に取り組みました。

ドラフト3位・才木浩人投手(須磨翔風高)は『壊』、4位・浜地真澄投手(福岡大学附属大濠高)は『誠』、6位・福永春吾投手(徳島インディゴソックス)は『舞』、7位・長坂拳弥捕手(東北福祉大)は『挑』、8位・藤谷洸介投手(パナソニック)は『健』。それぞれ自身で選んだ一文字を、思いを込めて紙にしたためています。

キャンプ初日からブルペンで50球を投げ込んだ福永は、4日には初のフリー打撃に登板。伊藤隼太外野手と狩野恵輔外野手を相手に51球を投じ、掛布雅之ファーム監督から「球に力がある」と評されました。第1クール最終日には、ブルペン入りして変化球を交え102球。11日(四国銀行戦・安芸)から始まる対外試合での登板に向けて、順調に調整を進めています。

翌7日からは、第2クールに。沖縄・宜野座キャンプでは8日に紅白戦が予定されており、実戦練習に入ります。

休日の6日、報道陣の取材に応じた金本監督は、紅白戦はノーサインで行うことを示唆。「盗塁もどんどんアピールしてほしい」と積極的な走塁を望む一方、「投手のクイックもチェックする」と、両者の攻防に期待を寄せました。

実戦では、「ポジション争いの採点に入る。結果だけでなく、打球の当たりや内容も見ていく。2ストライクから粘ったとか、何とかゴロを転がしたとか。足や守備も、全部見ます」と指揮官。レギュラー奪取のための激しい競争が、いよいよ始まります。

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