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2017.2.9
ドラ2小野、ブルペンで緊張

第2クール3日目の宜野座は、強風が吹き付け厳しい寒さに。雨も降ったり止んだりで、朝のアップと午後のバッティング回りは宜野座ドーム内で行われました。

午前中にメイングラウンドで行われた投内連係では、エリック・キャンベル内野手が今キャンプ初めて一塁の守備位置に就き、軽快な動きを見せました。

キャンベルは「アメリカでもファーストで試合に出ているし、基本的にはアメリカも日本も同じ。カットプレーで確認する部分はあったけど、問題なくプレーできた」と自信を覗かせ、金本知憲監督も「できそうだね」と合格点。「器用な選手なので。外野もセカンドもやってみたいということだったので、まずファーストをやってもらった。セカンドも、去年3Aで守っているみたいだしね。いろんなポジションができれば、選択肢が増える。メンバーを固定したいけどできる状況じゃないので、いろんなバリエーションが組めるし」と、キャンベルの積極性を歓迎しました。

本職は三塁ですが、一塁も視野に。どちらを守りたいか?という報道陣からの問いには、「チームの打線の兼ね合いもあるし、それは監督が決めること。ファーストでもサードでも外野でも、監督に言われたポジションを守って、チームが勝つことが一番」とキッパリ。頼れる助っ人が、チームに加わりました。

ブルペンでは、ドラフト2位・小野泰己投手(富士大)の投球を、金本監督が打席に入ってチェックしました。

「全くストライクが入らなかったね(笑)。緊張してたみたい。インサイドにクッと来るのを見たかったのに、外に逃げていた。ストライクとれたのも、アウトロー(笑)。逃げて隠れて投げていたね」と苦笑いした指揮官ですが、「低めの球が浮き上がってくる感がある。球質は(藤川)球児に近い。楽しみだね。ドラフト1位以上の価値がある」と大きな期待を寄せます。

小野は、「緊張しました。力んでしまって、思うように球がいかなかった。あんな投球で、監督にそのように言っていただいて光栄。次にまた機会があれば、しっかり投げたいです」と恐縮しきり。金本監督からの称賛にも、気を緩める様子は見せません。

第2クールはこの日で終了。金本監督は3日間の短いクールを「紅白戦をやって、いろいろ課題ができた選手、練習どおりのことができた選手、2つに分かれたのかな」と振り返り、MVPには8日の紅白戦で本塁打と二塁打を放った中谷将大外野手を選びました。

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