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2017.3.1
花嫁得て『正妻』獲りへ

いよいよ開幕月のスタート。一軍・ファームともキャンプの旅装を解いた阪神ナインは、久々に関西での休日を過ごしました。

このタイミングで、球団から原口文仁捕手の結婚が発表されました。お相手は埼玉県出身の一般女性(24)。「この度 結婚させて頂く事になりましたが、今までも これからも 気持ちは変わらず、一生懸命頑張って行きます。引き続き応援よろしくお願い致します」。球団を通じて原口は、喜びのコメントを述べています。

自身初めてだった沖縄キャンプは、「きつい練習もあって、しっかり練習出来たキャンプだった」と振り返りました。オフから続けて来た肩周りの強化が功を奏して「レベルが少し上がっている」と実感した守備に比べて、打撃面では「長打がなかなか出ていない。帰ってから、しっかりスイングを見つめ直して」巻き返しを図る積もりでいます。

未だ行方の見えてこない正捕手争いに関しては、「やっぱり捕手として、たくさんマスクを被りたい。被っていく中で投手や内野手との連携が大事になるので、そういうところをしっかりとやっていきたいな!と思う。横一線は変わらない。1試合1試合集中して、自分の出来る事をしっかりアピール」して行くのみ。さらなる飛躍を目指すプロ8年目のシンデレラボーイにとって、結婚は正妻獲りへ何よりの励みとなる筈です。

ヤフオクドームで行われた侍ジャパン壮行試合(対CPBL台湾選抜・ヤフオクドーム)に藤浪が3人目で8回裏に登板しました。先頭打者に四球を与えた藤浪ですが、次打者を三ゴロ併殺に打ち取って1イニング(8球)を打者3人で無安打無失点に抑えています。(日本9対1台湾)

3日WBC日本代表との強化試合(京セラドーム大阪)を行う阪神は、この試合にメッセンジャー・岩貞ら主力投手を登板させる予定です。世界一奪還を目指して本番間近の侍ジャパンは、調整具合を確認する意味でも恰好の相手と言えるでしょう。

大本命と目される31日広島戦(マツダ)での開幕投手を睨んで、ちょうど4週前の先発となるメッセンジャーは「状態を試すいい機会。結果にこだわり、負けたくない!」気持ちを隠そうとしません。

WBC出場予備登録選手でもある岩貞祐太投手も「抑えたいと思う。死球はダメだけど、自分の投球をしたい。せっかく実戦の機会をもらったので、ブレずにやりたい。(今季の目標は)開幕ローテーションに入る。そして1年間一軍にいる事。(ここまで実戦は少ないが)その分、ブルペンで投げ込んだので大丈夫!」と『第2先発』起用に腕を撫しています。

ところで、今キャンプで一躍開幕ローテ候補に台頭したルーキー小野について、金本知憲監督はキャンプ終了時  次のような起用法に含みを持たせる発言をしていました。

「先発では 秋山も横山も良いし、青柳も・・岩田も良い。(その結果、小野がファームで先発調整となるのは)もったいない。(セットアッパーとしての)適性があるか?は判らない。そこは投手コーチが判断すると思うし、オレも判断する。(中継ぎでも)投げさせるよ。先ずは先発で行って!だけどネ」。

また、新戦力・糸井のオープン戦帯同時期については、「状態次第。焦ることはないし・・・(金本監督自身、前年手術して実戦復帰が遅くなった)2009年は3試合くらいかな?   (糸井も残り数試合位で)十分だと思うよ!」と話して、あまり心配していない様子です。

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