- 湯舟敏郎氏のファームコーチ就任について
- 2011年11月02日 更新
2日(水)、湯舟敏郎(ゆふね としろう)氏(45)が来季のファーム投手コーチとして就任することが決まりましたのでお知らせします。
また、同日、球団事務所にて就任会見を行いました。
湯舟コーチコメント(会見より)
-湯舟さん、正式に今決まりましたが、心境からお聞かせ下さい。
湯舟:久しぶりの縦縞というかタイガースですね、楽しみが一杯です。正直なところ、若い力のある投手が一杯いるなという印象がありますから一緒に汗を流して原石をしっかりと磨きたいなという気持ちです。
-打診があった際にはどんな気持ちで受け止められていたのでしょうか。
湯舟:びっくりしました。突然電話が掛かってくるもんやなと。本当にびっくりしました。えーーーっ!って。
-悩まれた点などはありましたでしょうか。
湯舟:悩んだ点はありませんが、ただ、今の仕事もありますのでその辺のことをクリア出来れば、という気持ちでしたね。ビックリが最初ですけどね。
-10シーズンぶりの縦縞ということになりますが、そのあたりはいかがでしょうか。
湯舟:それはもう久しぶりだなと。ネット裏から(試合を)見させていただきましたが、それ以上(の場所に)入れないのでね。踏み込むことが出来ない領域だったので、懐かしさとともに嬉しさというのはありますね。
-9シーズンに渡っての評論家として見てこられて、今の一軍も含めてタイガースの投手陣をどのように捉えておられますか。
湯舟:やはり強い投手陣と言う印象です。強いといっても長いシーズンですから、色んなことがある訳ですよね。調子が出なかったり怪我する人が出てきたり、予定している戦力だけで一軍をやっていこうという思惑を持っていても、その通りにいかないのがペナントレースなので、当然(ファームにも)良い戦力が必要ですよね。その良い戦力をより層を厚く出来るようにしたいなと思います。
-他の球団と比べてもタイガースの投手陣はかなりレベルが高いと捉えてますか。
湯舟:強いですよ。力量がある人がたくさんいますから、凄いチームだなと。ついつい自分たちの時代と比較してしまうのですが、質量ともに全く違いますからね。
-ファームのゲームを見る機会は評論家時代にはありましたでしょうか。
湯舟:現場に行くこともありましたし、テレビで見ることもありましたが(選手)全員を見ている訳じゃないのでね。ただ力のある投手が多いと言う印象です。楽しみなと言う表現が一番正しいですかね。光を放てるものを持ってタイガースに入って来ている訳ですから、そこをしっかりと伸ばしていくことが出来たらなと思います。
-チームの編成上、枠の問題もあって若手がずっと一軍に上がって活躍出来ていないという現状もあると思いますが、このあたりはいかがでしょうか。
湯舟:確かに中には力のある若手もいると思いますが、一軍投手陣に割って入らないとその選手達が生きていくことが出来ませんし、より一層のタイガースの飛躍っていうのは無いと思いますので。何とかその厚い壁を打ち破る人が出てきてもらいたいですよね。
-横一線の指導になるとは思いますが、気になる選手と言いますか、この選手は特に見たいなと思う選手はいますか。
湯舟:みんな気になりますよね。どの選手も条件は当然一緒ですから、みんな最終的には上で頑張ってもらいたい。誰がというわけではありません。その中で当然競争に勝ち抜いて、誰かが上にがっていくことになるのでしょう。みんなに期待します。
-ドラフトで歳内、伊藤和、松田ですか。結構評価の高いピッチャーも入ってきそうです。
湯舟:そうですね。責任重大なのかもしれませんし、ただ最初に申し上げたとおり、楽しみの方が大きいです。
-前回のコーチ経験から、何かこの部分を活かしてやろうと思う部分はありますか。
湯舟:10年前のコーチの時ですよね。今振り返って考えますと、その個々の選手の立場に立つっていうのは大切ではないかなと思います。ついつい(ベテラン、中堅)投手陣、若手投手陣という感じで、一つのものじゃないのに一個のものとして団体を考えていたところがありましたので。一人一人考え方は違うのに、それぞれの立場に応じるような事が出来れば、より一層良いと思います。個々の夢や目標も違う訳ですから、そこを一緒に共有して歩めたらベストだろうなと。今となっては前と比べたら考え方が変わったなと。
-前回は引退してすぐにコーチをされました。そして今回はしっかりと充電をされてという違いはありますよね。
湯舟:幾分か歳を取らせてもらいましたので、その分野球しかやってなかった時代とは違う仕事もさせていただきましたので、少し視野が広がったかもしれません。年の功ということに一応はしておいて下さい。
-さて、和田監督と湯舟さんと言いますと、エースと主力という関係で現役時代戦ってこられました。和田監督とはもう連絡を取られましたか。
湯舟:はい。こちらから電話をさせていただきました。
-差支えない範囲で、どんなお話をされたか教えていただきますか。
湯舟:一軍は安芸に行く(秋季キャンプ)ので、会えないだろうけどよろしく頼みますよと言われました。こちらの方がひれ伏してよろしくお願いしますというような会話をさせていただきました。
-吉竹ファーム監督とはいかがですか。
湯舟:よろしく頼みますよということを言われました。
-やはり気持ち的に高ぶるものはありますでしょうか。
湯舟:高ぶるというよりも緊張しました。
-具体的に指導はいつからになりますか。
湯舟:まだしっかりと調整は出来ていませんが、明日、明後日にいずれかに出られるかなと思います。
-ファンは沈着冷静、やる時はやるという湯舟さんのピッチングスタイルを期待していると思いますので、最後にファンの方に向けてご挨拶・抱負をお願いいたします。
湯舟:10シーズンぶりに帰ってきました湯舟です。とにかく若い選手が輝ける様な2012年にしたいと思います。まず一軍を応援していただき、ファームの方も応援していただいて、タイガース一軍、ファーム併せて優勝となれば最高ですので、熱い応援をよろしくお願いいたします。
湯舟コーチプロフィール
生年月日 | 1966.10.8 |
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出身地 | 大阪府 |
投打 | 左投左打 |
身長/体重 | 176cm/82kg |
球歴 | 興国高~奈良産業大~本田技研鈴鹿(1990年度ドラフト1位)~阪神(1991~2000年)~近鉄(2001年)~阪神(コーチ2002年)~野球解説・評論家~阪神(ファームコーチ2012年) |
初登板・初先発・初敗北 | 1991.4.10対巨人2回戦(甲子園) |
初勝利 | 1991.4.14対ヤクルト2回戦(甲子園)<中継ぎ> |
初完投勝利 | 1991.8.25対中日22回戦(甲子園) |
初完封勝利 | 1991.9.14対広島20回戦(広島) |
初セーブ | 1995.9.15対中日22回戦(甲子園) |
初奪三振 | 1991.4.10対巨人2回戦(甲子園)<1回 打者:篠塚 空三振> |
1000投球回 | 1998.4.22対横浜5回戦(甲子園) |
無安打無失点試合(ノーヒットノーラン) | 1992.6.14対広島14回戦(甲子園)<プロ野球58人目> |
防御率ベストテン(4) | 1992年(7位)、1993年(9位)、1994年(7位)、1997年(10位) |
オールスター出場 | 1993年 |